CMSでホームページの作成[失敗しないレンタルサーバー選び、フリーソフトの紹介など]



 ローカルテストサーバーの構築

サーバーの構築
失敗しないレンタルサーバー選びというコンテンツを作成するにあたり、まず自分がサーバーの仕組みを知る必要あると言う事でサーバーを実際構築してみる。
レンタルサーバーは価格だけの比較では失敗してしまう。

現在使っているPCはそれぞれ役割があり、新たにサーバーを構築する為には専用のPCを一台購入する。
購入したPCは4万円程度のOS無しのPC、当然スペックは低い。

インストールするOSはLinuxでネットで検索し、色々調べた結果、CentOS5にする事に決めた。
CentsOS5はRedHat系のOSで安定しているが同じRedhat系のFedoraに比べ遅れている。
(どちらもフリーで入手可能) OSをダウンロードするには数時間要する。
ダウンロード後はCDROMに焼き付ける。(6枚)
インストールは簡単、CDROMからの起動でGUI環境で指示に従ってやれば簡単にできる。

参考サイト
インストール後、サーバーを管理する為にWebminという管理ソフトをダウンロードしインストールする。
このWebminはGUI環境でいろんな設定やソフトのインストールが可能で大変便利です。
その後最新のCentOS5にする為にアップデートをする。

設定はこのWebminを使ってリモート操作で行いました。
セキュリティ上、外部からアクセスは遮断しました。
(アクセスは192.168.x.x 127.0.0.1)

Apache Webサーバ「httpd」
インターネットを閲覧するにはこのApacheというソフトが必要
サービスに関してはいろいろ設定をしなければなりません。
この設定により各レンタルサーバーのサービスが決まります。

Webminでサーバの設定
httpd.confを編集
USR paublic_html ここは皆さんがサーバーを借りた際のフォルダになります。
CGIはどのフォルダでも利用可能にする。
文字コードはEUC
.htaccessを使えるようにする。
フォルダ/以下のindex.htm index.html index.shtml index..cgi index..php index.rb は フォルダ/以下にファイル名が無くとも上記ファイルがあれば表示する。

PHPの導入
CMSやショッピングサイトはこのPHPを使い開発されたものが多い。
PHPを導入する際
Mbstrring gdライブラリを組み込む
Mbstringは文字コードの設定 .htacsessにより文字コードを変える。
Gdライブラリは画像関係の処理
編集はphp.ini
php.iniの内容は

<html>
 <head>
 </head>
 <body>
   <? phpinfo(); ?>
 </body>
</html>

を作成
pubulic_html/以下にtest.phpとしてファイルをアップしそのファイルにアクセスすれば仕様が分かります。
CMS・ショッピングサイトを構築する際、この仕様で確認すれば、使える、使えないが判断できる。
例:CMSを正しくインストールできたが文字化けで正しく動作しない。
この場合.htacseesで正しい文字コードに変換してやればOK
例:CMSは正しくインストールされたが画像が表示されないとか画像をUPできない場合はgdライブラリが組み込まれていない。
この場合はそのレンタルサーバーではインストールしたCMSは使えません。

MySQLデータベースサーバ
PHPのデータベースとして使われています。
CMS・ショッピングサイトを構築した際の多くがこのMySQLを利用しています。
レンタルサーバーを借りる際、このデータベースが使えなければCMS・ショッピングサイトの構築はできません。
最低一個のデータベースが必要
レンタルサーバー会社により複数提供しているサーバーもあります。
また有料にて増やすことも可能なサーバーもあります。
文字エンコードに注意
PHP・MySQLが使えたとしてもデータベース内の文字コードにより正しく表示されない場合がありますのでCMS・ショッピングサイトの構築はレンタルサーバーが使えると明記されたサーバーを使う事が大事です。

Perlライブラリ
一部のフリーソフトやライブラリを使ったソフトはそのライブラリが導入されていないと動きません。
通常配布されているフリーソフトの場合は問題なく動作しますが、Mobabltypeなど動かない場合があります。
Mobabltypeが使えると明記されたサーバーをお使いください。
以上、他にももっといろいろありますが、設定のやり方によりサーバーの振舞いが変わりますので失敗しないサーバー選びは大変です。
少なくとも自分がやりたいコンテンツに合うかどうかは、やはりきちんと明記されたサーバーを使うことです。

サーバーを構築してみて
いろんなCMS.・ショッピングサイトを構築して、設定を変えたりして、その全てを動作可能にしました。
.htacsessが必要だったり、MySQLの文字コードを変えたり結構大変でした。
サーバー構築をしたことでいろんなことが分かりました。